theory and practice「理論」と「実践」の接続
世の中にたくさん存在する経営、組織、キャリアなどの理論や研究。様々な「知」を、現実のビジネスや実務で活用するのは、なかなか難しいもの。「アカデミアとビジネス」の架け橋となるように「理論と実践」の接続に挑みます。
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サイモン『経営行動』以降の理論展開を辿る:人間の選択モデルと直観的思考
前回、限定された合理性と意思決定に関して、サイモンがどのように考えていたのかを明らかにするために、『経営行動』第1章から第5章までを検討した。今回、『経営行動』の出版以降、サイモンが意思決定理論をどのように発展させたのか、その道筋を辿る。サイモンは、『経営行動』で合理性の限界について論じ、それらをベースにして、限定された合理性と満足化をキーワードに、人間の選択モデルの構築へと進む。また、限定された合理性のモデルを補完し、補強する直観的思考についての理解を深めていく。
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「会計思考」で会社を変え、仕事を変え、自分を変える!
日々のビジネスの中で、組織全体の数字を意識して仕事をしている人がどれだけいるだろうか。会計とは、お金を数えるだけの行為でもなければ、会社を支える裏方の仕事でもない。ユニクロが成し遂げた飛躍的な成長を会計面から支えた安本隆晴氏に、経営とビジネスを劇的に変える「会計思考」について伺うとともに、未来の経営者たちへのメッセージをいただいた。
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第5回 コミュニケーションのメディア(1)
第4回は、ルーマンの社会システム理論のコミュニケーション観の特徴を説明した。ダブル・コンティンジェンシーとブラックボックスという2つの概念をもちいて、コミュニケーションの成り立ちがたさにも言及した。ただ、この点を過剰に強調してしまうと、コミュニケーションは、相手が理解しようが誤解しようがおかまいなしに、各自がてんでに勝手な発信や受信を行っているだけになってしまう。にもかかわらず、現実の社会システムでは、コミュニケーションがある程度スムースに進行し、一定の秩序の安定性が保たれているように思われるのはなぜか。そこにどのようなメカニズムが介在しているのか。これが今回の出発点となる問いである。
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サイモン『経営行動』を読む:意思決定と限定された合理性
今回、意思決定と限定された合理性に関して、サイモンがどのように考えていたのかを明らかにするために、『経営行動』第1章から第5章までを検討する。伝統的なマネジメント理論の問題点を克服するため、サイモンは、意思決定の概念を中核にし、組織とマネジメントの理論を構築しようと考えている。意思決定は合理性と非合理性の境界にあり、合理性の限界に対処し、合理性を高めるために、組織にさまざまな仕組みをビルトインされていることが論じられている。
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『経営行動』の理解を深める:サイモンの理論背景
本連載では、サイモンが意思決定と限定された合理性に関して、どのようなことを考えていたのか再検討する。サイモンは、「経済的組織における意思決定プロセスの先駆的研究」によってノーベル経済学賞を受賞。しかし、彼の主著である『経営行動』については十分に分析されておらず、経営研究に対してどのような貢献があったかも明確ではないという評価も存在する。まずは、サイモンの理論背景を見直すことにする。
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第4回 コミュニケーションが作る社会システム
意識が意識を生み出す、コミュニケーションがコミュニケーションを生み出す、という抽象的な意味構成のオートポイエーシスの過程として見れば、そうかもしれない。しかし、意識とコミュニケーションは異なる意味構成のメカニズムであり、説明はより厳密に行う必要がある。今回は、古典的な情報理論のコミュニケーション観を取り上げ、それと対比するかたちでルーマンの社会システム理論のコミュニケーション観の特徴を説明する。
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第3回 意味を構成するシステム
2回にわたるシステムをめぐる考察を経て、いよいよルーマンの社会システム理論について語るところにたどりついた。ルーマン理論へのアプローチにはさまざまなやり方がありうるが、今回はまず「意味」あるいは「意味構成」について考察する。このコラムでは、意味の内容よりも意味がどのように構成されるのかという点に焦点を合わせて、考察を進めることにしよう。
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第2回 理論のなかのシステム
第2回は、システム理論やサイバネティクスにおけるシステムの考え方を、いくつかの代表的な理論について素描する。それらの理論は、社会システム理論の展開とも密接な関係をもっている。それによって、ルーマンの社会システム理論を理解するための理論的文脈が明らかになるだろう。
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Vol.6|流行りの経営理論の源流にある日本の経営技術④:ティール組織と日本的経営|経営コンセプトの力
日本の組織はなぜ力を失ってしまったのか、それは組織内で働く個人にとってどんな問題を引き起こすのか、そこから抜け出すヒントはどこにあるのか。連載6回目は、「ティール組織」の一部は過去の日本的経営との類似を指摘したうえで、日本企業が本当に反省すべきは「過去の強みを捨て続けていること」ではないかと議論する。
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第1回 思想のなかのシステム
このコラムでは、ニクラス・ルーマンの社会システム理論の解説をする。本論に入る前に、社会システム理論を理解する助けとなる理論的、思想的な背景を2回にわたって素描する。第1回は、システムという言葉の意味から出発して、社会システムが人間の主体性や自由を抑圧するものとしてイメージされる契機を明らかにする。
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Vol.5|流行りの経営理論の源流にある日本の経営技術③:リーン・スタートアップとトヨタ生産方式|経営コンセプトの力
日本の組織はなぜ力を失ってしまったのか、それは組織内で働く個人にとってどんな問題を引き起こすのか、そこから抜け出すヒントはどこにあるのか。連載5回目は、シリコンバレー起業家たちを熱狂させた経営手法「リーン・スタートアップ」の本質を、その源流であるトヨタ生産方式から探る。
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Vol.4|流行りの経営理論の源流にある日本の経営技術②:オープン・イノベーションと日本企業の成長|経営コンセプトの力
日本の組織はなぜ力を失ってしまったのか、それは組織内で働く個人にとってどんな問題を引き起こすのか、そこから抜け出すヒントはどこにあるのか。連載4回目は、「オープン・イノベーション」のヒントが、日本の高度経済成長期にあった可能性を考えていく。
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Vol.3|流行りの経営理論の源流にある日本の経営技術①:両利きの組織とカイゼン|経営コンセプトの力
日本の組織はなぜ力を失ってしまったのか、それは組織内で働く個人にとってどんな問題を引き起こすのか、そこから抜け出すヒントはどこにあるのか。いくつかの経営理論の源流に日本の経営技術が果たした役割を概観し、「両利きの経営/両利きの組織」とカイゼンの関係について考える。
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経営人材として求められる能力とその開発方法を探る
バーナード研究の第一人者である磯村和人教授によるOrganization Theory by Chester Barnard: An IntroductionとManagement Theory by Chester Barnard: An Introductionから、経営人材に求められる能力は何か、どのような開発方法があるのか、バーナードの経営教育論を検討する。
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多様な知識をベースに、仮説的思考と試行錯誤を活用する
前回、組織の自律性に着目した組織概念をベースに、バーナードが権威から責任にフォーカスをシフトさせ、新しいマネジメント理論の可能性を探っていたことを論じた。それでは、そうした可能性を追求するなかで、バーナードは、マネジメント理論をより現実に応用することを検討していないのだろうか。今回、バーナード研究の第一人者である磯村和人教授によるOrganization Theory by Chester Barnard: An IntroductionとManagement Theory by Chester Barnard: An Introductionから、実務家が活用する実践的な知識と思考という観点から、バーナードがどのように意思決定の理論を拡張しようとしていたかを検討する。
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社会システム論とルーマンの知をめぐる冒険
絶えず変化をÏ続ける現代社会において、社会や組織をどう捉え、道を見出していくべきなのか。「社会システム論」は、そのためのヒントを与えてくれるものだ。ニクラス・ルーマン研究の第一人者である徳安彰教授を招き、新たな知の冒険への扉を開いていく。
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Vol.2|すべての企業人にとって他人事ではない「経営技術の逆輸入」|経営コンセプトの力
日本の組織はなぜ力を失ってしまったのか、それは組織内で働く個人にとってどんな問題を引き起こすのか、そこから抜け出すヒントはどこにあるのか。こうした問題意識のもとで、この連載2回目では、「経営技術の逆輸入」という状況が日本の経営現場において「強みを捨て、弱みを取り入れる」というナンセンスな状態を引き起こしていることについて解説する。
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組織の自律性を生かすマネジメントを探る
前回、『経営者の役割』を世に問うてから10年、バーナードが『組織と管理』を出版し、側生組織とステータス・システムという2つの組織概念を新たに導入し、組織理論を発展させたことを論じた。それでは、組織理論の拡張と合わせて、バーナードは、マネジメント理論を発展させていないのだろうか。今回、バーナード研究の第一人者である磯村和人教授によるOrganization Theory by Chester Barnard: An IntroductionとManagement Theory by Chester Barnard: An Introductionから、組織の自律性に着目した組織概念をベースに、バーナードがどのようなマネジメント理論の可能性を探っていたのかを検討する。
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水平的・垂直的視点から組織への理解を深める
前々回、前回と2回にわたり、『経営者の役割』において、バーナードがどのような組織とマネジメントの理論を論理的・体系的に構築したかを論じた。それでは、『経営者の役割』の出版後、バーナードは、自らが提示した理論を発展させていないのだろうか。今回、バーナード研究の第一人者である磯村和人教授によるOrganization Theory by Chester Barnard: An IntroductionとManagement Theory by Chester Barnard: An Introductionから、『経営者の役割』を出版して以降、さらに多様な組織のマネジメントに関わる経験を蓄積するなかで、組織とマネジメントの理論をどのように拡張させようとしたのかを検討する。
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Vol.1|現代の企業間競争における「三層構造」とは何か?|経営コンセプトの力
日本の組織はなぜ力を失ってしまったのか、それは組織内で働く個人にとってどんな問題を引き起こすのか、そこから抜け出すヒントはどこにあるのか。こうした問題意識のもとで、この連載では、「現代企業の競争状況は三層構造をなしている」ことを出発点に、この競争状況を認識することがなぜ現代の多くの(特に日本の)企業にとって必要不可欠なのか、また企業や組織で働く個人はこの競争状況にいかに対峙すればよいのか、この競争状況を認識し対峙することで個人と企業にそれぞれどのようなメリットがあるのか、といったテーマについて考えていく。
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組織理論に基づいてマネジメントを解明する
前回、『経営者の役割』において、バーナードは、組織概念を体系的に提示することによって、どのような組織に関する概念枠組を構築したかについて論じた。それでは、この組織理論に基づいて、バーナードは、管理者が行うべきことをどのように導いたのだろうか。今回、バーナード研究の第一人者である磯村和人教授による『Organization Theory by Chester Barnard: An Introduction』と『Management Theory by Chester Barnard: An Introduction』から、バーナードが組織理論からどのようなマネジメント理論をつくり上げ、提示しているかを明らかにする。
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Vol.3|世界における人的資本の文脈
世界の潮流から、人的資本経営の未来を模索する。第3回となる今回は、主要KPIであるウェルビーイング、コグニティブ・ダイバーシティについて触れるとともに、CHROが果たすべき役割について議論を交わしていく。
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組織概念を体系的に提示する
前回、バーナードは、自らの経験と観察とともに、どのようにアカデミックの研究成果を取り入れて、『経営者の役割』を執筆しようとしたのか、未発表原稿を検討するなかで考察した。それでは、実際に、理論と実践を架橋させることで、バーナードは、どのように論理的で体系的な組織とマネジメントの理論を形成したのだろうか。今回、バーナード研究の第一人者である磯村和人教授によるOrganization Theory by Chester Barnard: An IntroductionとManagement Theory by Chester Barnard: An Introductionから、バーナードがどのように組織に関する概念枠組を構築したのかを明らかにする。
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Vol.2|世界における人的資本の文脈
経営戦略と人事戦略を一致させ、人的資本を可視化し、資本市場との対話を図る。人的資本経営へのシフトが必要不可欠となる中、企業はどのような変革を迫られているのか。第2回となる今回は、主要KPIである従業員エンゲージメントに焦点を当てる。
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独自の読書法で理論と経験を融合させる
前回、バーナードが「組織とは何か」という問いに対してどのように探求したのか、そのプロセスを辿った。しかし、アカデミックの研究による影響を受けることなく、バーナードは、本当に自らの経験だけから論理的で体系的な組織とマネジメントの理論を形成したのだろうか。今回、バーナード研究の第一人者である磯村和人教授によるOrganization Theory by Chester Barnard: An IntroductionとManagement Theory by Chester Barnard: An Introductionから、バーナードがどのようにアカデミックの研究成果を取り入れているか、『経営者の役割』と未発表原稿を検討するなかで考察する。
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Vol.1|世界における人的資本の文脈
経営戦略と人事戦略を一致させ、人的資本を可視化し、資本市場との対話を図る。人的資本経営へのシフトが必要不可欠となる中、企業はどのような変革を迫られているのか。世界における人的資本の潮流を踏まえながら、これからの経営について考えていく。
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「組織とは何か」を探求するプロセスを辿る
前回、バーナードが経験からどのように基本哲学を確立し、その後、理論構築まで至るのか、その研究方法について考察した。それでは、実際、バーナードは、『経営者の役割』において提示した論理的で体系的な組織に関する概念枠組をどのように形成し、構築したのだろうか。今回、バーナード研究の第一人者である磯村和人教授によるOrganization Theory by Chester Barnard: An IntroductionとManagement Theory by Chester Barnard: An Introductionから、バーナードがどのように「組織とは何か」を探求し続けたのか、そのプロセスを発表原稿だけでなく、未発表原稿を検討することで辿る。
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Vol.3|人事が変われば、日本企業は変わる。|伊藤邦雄 × THE MEANING OF WORK
『人材版伊藤レポート』によって、人的資本経営の実現は、企業の命題となった。その実現を担うHR部門はどうあるべきか、何を目指すべきなのか。人事部門が変われば、日本企業は変わる――。伊藤邦雄氏が変革の実現に向けた課題と期待を語った。
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経験から理論を生み出す研究方法を確立する
前回、バーナードが経験から理論を導く途上で形成した基本哲学をいくつか取り上げた。それでは、実務家であるバーナードは自らの基本哲学をベースにして、どのように体系的で、論理的にも厳密な組織とマネジメントの理論を構築することができたのだろうか。今回、バーナード研究の第一人者である磯村和人教授によるOrganization Theory by Chester Barnard: An IntroductionとManagement Theory by Chester Barnard: An Introductionから、経験から基本哲学を経て、理論を構築する研究方法について考察する。
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Vol.2|日本企業よ、変革の「勇気」を。|伊藤邦雄 × THE MEANING OF WORK
人的資本経営の重要性を世に示した『人材版伊藤レポート』。その策定には、どのような背景が存在するのか。そして、日本企業の経営はどう変わっていくべきなのか。研究会座長を務めた伊藤邦雄氏に、その想いを聞いた。
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Vol.1|『伊藤レポート』誕生の背景とは。|伊藤邦雄 × THE MEANING OF WORK
日本企業の経営に資本コストの概念をもたらし、日本のコーポレート・ガバナンス改革を牽引した伊藤邦雄氏。その背景には、どのような問題意識があったのか。特別インタビュー第1回となる今回は、『伊藤レポート』発表の背景から、『人材版伊藤レポート』に至るまでのストーリーに焦点を当てる。
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経験から基本哲学を形成する
前回、バーナードが多彩な研究者との交流を通じて、どのように経営思想を深めたのかを検討した。バーナードは、さまざまな組織における経営の経験を蓄積し、研究者との知的交流を図ることで理論への理解を深めている。しかし、実務家であるバーナードは、どのように経験から独自の組織とマネジメントの理論を構築できたのか。今回、バーナード研究の第一人者である磯村和人教授によるOrganization Theory by Chester Barnard: An IntroductionとManagement Theory by Chester Barnard: An Introductionから、経験から理論を導く途上で形成されたバーナードの基本哲学にアプローチする。
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知的ネットワークを構築する
前回、バーナードにとってキャリア形成の中心にあったAT&Tの歴史を辿るなかで、バーナードがどのような経営課題に直面し、経営思想を形成したかを検討した。しかし、なぜ、実務家であるバーナードは、アカデミックと深く関わりをもち、研究者に引けを取らない業績を生み出したのだろうか。バーナードが多彩な研究領域における研究者との知的交流を通じて、どのように経営思想を深めたのかに迫る。
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個人と組織の同時発展を求めて
前回、バーナード理論が生み出された背景として、バーナードのパーソナリティとキャリア形成プロセスを辿った。それでは、バーナードのキャリア形成の中心にあったAT&Tはどのような企業グループを形成していたのだろうか。また、バーナードは、組織とマネジメントに関する考え方を深める上で、実際にどのような経営課題に取り組んだのだろうか。
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『世界標準の経営理論』がビジネスを革新する。書籍誕生秘話。
世界の主要な経営理論30を網羅した『世界標準の経営理論』がベストセラーとなっている。この正解のない不確実な時代に、多くのビジネスパーソンに「思考の軸」をもたらす野心的な一冊は、いかにして誕生したのか。そして、ここからどのような化学反応が生まれていくのか。著者の入山章栄氏に話を伺った。
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幅広い経験を積み重ね、パーソナリティとキャリアを形成する
前回、経営学にパラダイムシフトを引き起こしたバーナード理論の意義について考察した。それでは、どのようにしてバーナードは組織とマネジメントの理論に大きな革新をもたらすことになったのだろうか。本シリーズでは、バーナード研究の第一人者である磯村和人教授によるOrganization Theory by Chester Barnard: An Introductionから、バーナード理論が生み出された背景として、バーナードのパーソナリティとキャリア形成プロセスを辿る。
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経営学のパラダイムシフトへ
経済学におけるケインズ革命になぞらえて、しばしば経営学におけるバーナード革命がいわれてきた。バーナード理論は経営学にどのような革新をもたらしたのだろうか。本シリーズでは、第1、2回に続き、日本におけるバーナード研究の第一人者である磯村和人教授(Organization Theory by Chester Barnard: An Introduction)から、「経営学のパラダイムシフト」を引き起こしたバーナード理論の意義を考察する。
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経営学は何を考えてきたか
「理論と実践」。産業革命以降、「個人と組織」の関係性は大きく変化し、様々な試行錯誤の上で、「理論」が生まれている。しかしながら、そういった「理論」はわたしたちの日常や実務における「実践」でどれだけ活かされているだろうか。本シリーズでは、日本におけるチェスター・バーナード研究の第一人者である磯村和人教授(主著に「Organization Theory by Chester Barnard:An Introduction」)から、「理論と実践の架橋」をテーマにした考察・問いかけを行う。
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理論と実践を架橋する
しばしば経営学が成立してから、100年ということがいわれる。なぜ、そういわれるのだろうか。本シリーズでは、第1回に引き続き、日本におけるチェスター・バーナード研究の第一人者である磯村和人教授(主著に「Organization Theory by Chester Barnard: An Introduction」)から、「経営学は何を考えてきたか」をテーマにした考察・問いかけを行う。
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「エンゲージメントと企業業績」に関する研究結果を公開
株式会社リンクアンドモチベーション(以下弊社) の研究機関であるモチベーションエンジニアリング研究所は、 慶應義塾大学大学院経営管理研究科/ビジネス・スクール岩本研究室と共同で「エンゲージメントと企業業績」に関する研究を行いました。